正月休みなど休日明けの仕事が憂うつ。即効性のある解決法を一つ紹介します。

サザエさん症候群なんていう言葉をご存じですか。

日曜の夕暮れどきに、ソワソワ。

明日の仕事や学校に対する不安が襲ってくるんです。

 

私自身もかつては休み明けの仕事が嫌で

休日中もそのことばかり考えてしまうくらい

メンタルが不安定でした。

 

ただ、運動や瞑想などを取り組むなかで

確実に仕事への不安感やストレスは減りました。

 

今回はそのなかでも

一番即効性の高い不安解消法を紹介いたします。

その方法は「書く」ということ。

 

これを行うことで

不安の解消とともに、目の前のことに集中できる、

すなわち、仕事の成果はもちろん、

休日などの時間をより大切にできるようになります。

書くことで得られる効果

ぼんやりした不安を形にする

 

太古の人間であれば、不安や恐怖というものは非常にシンプルでした。

獣が襲ってくるかもしれない、

食物に毒が含まれているかもしれない、

食料を確保できないかもしれない。

どれも死に直結するものばかり。

ただ、シンプルゆえに対策もシンプル。

 

それとは逆で現代人の不安や恐怖は複雑で

ほとんどが直接死に直結するようなものではありません。

例えば、仕事で上司に怒られるとか、

他人からの評価を気にしたり等でしょうか。

なんとなくモヤモヤした不安、焦燥感に襲われるような感覚。

頭の中はごちゃ混ぜになった心配事でいっぱい。

 

では、どのように現代人特有の悩みを解決すればいいのか。

方法は簡単です。

悩みや不安をひたすら書き出してください

この目に見えないぼんやりとした不安や焦りを

書き出すことでしっかり形にする。

そう、見える化するんです。

 

不安に対して戦力を練る

 

不安の正体がわかれば、具体的な戦力を練ることが出来ます。

悶々と悩んでいたことも書き出して

見える化させてから解決策を考えることで

意外とシンプルに答えが導き出されてしまいます。

 

モヤモヤがとれて拍子抜けすらしてしまうこともあるでしょう。

そして、悩みの種類によっては一人自宅で悩んでいても

どうせなにもできないから悩んでも無駄と割り切ることもできるようになります。

 

書くこと自体がストレス対策

 

これが人間の不思議で

書くこと自体がストレスを和らげてくれるというんです。

 

具体的にいうと書くという行為により

ストレス反応の発信源である

偏桃体という脳の部位が沈静化されます。

 

実際に精神疾患の治療で日記療法というものが

存在するくらいです。

 

脳から不安を追い出す

 

人間は完了した物事を脳から排除するようになっています。

例えば、レストランの注文を例に説明します。

ウエイターはいろんなお客さんの注文を聞きますよね。

商品を提供するまでの間は決して注文内容を忘れません。

 

しかし、お客さんの席に届け終わった途端に

注文した内容を忘れます。

それでないと次から次に注文を覚え続けていたら

脳の容量をオーバーしてしまいます。

 

なので、終わった注文から意識せずとも次から次へ自動的に消去していきます。

これを普段の生活に応用します。

 

その方法ことが、書き出すことなんです。

書き出すことにより、

脳に物事を完了したサインを出すことが可能なんです。

つまり書き出せば、頭から不安を排除できるということ。

 

なので、今抱えている、嫌なことや不快な出来事を

どんどん紙に書き出してください。

 

書くと余計に記憶へ定着するんじゃないかと

心配になるかたもいると思いますが、

書き出すと脳は本当にクリアになります。

 

私も仕事前に不安に襲われたときなどは

紙にひたすら書き出して正常な気分を取り戻すことをしています。

 

マインドフルに生きる

 

頭をクリアにして、不安を解消することで

目の前のことに全力で集中できるようになります。

 

たとえば、休日。

友人や家族とせっかく楽しいひと時を過ごしているのに

ふとしたタイミングで仕事のことを思い出し、

嫌な気持ちがこみあげてくる。

 

これでは楽しい時間が台無しです。

嫌なことは紙に書き出し、

全力で休日を楽しむ。

 

それにより休息がしっかりとれ、

ストレスが改善して、仕事への活力、集中力が増す。

良い生活のサイクルが出来上がります。

書き方の具体的な方法

 

出来れば紙に書き出してください。

書き込むのは8分間。

これはメンタリストのDaigo氏が紹介している

筆記開示というテクニックです。

ひたすら、モヤモヤした不安、イライラしていることを

書き出すだけです。

私の経験上では1分間でも効果はありです。

 

ちなみにパソコンでひたすら打ち込んでも

気分を解消することは可能です。

オリエンタルラジオの中田氏

パソコンにひたすら打ち込んでいたようです。

 

そのほか、寝る前の日記は良好な睡眠にも繋がるので

特にオススメです。

 

日記に書いて、しばらくして読み返すと

意外とどうでもいいことで悩んでたなとか

振り返って気づきを得ることもできます。

まとめ

 

今回紹介させてもらった

「書き出す」

という作業は、「今」「その場」で出来る

即効性のあるメンタル改善方法となります。

 

今回の方法を取り組みつつ、

運動や瞑想などでメンタルを鍛えることで

鋼のメンタルを手に入れることが出来ます。

過去記事で紹介しているので参考にしてみてください。

ストレスや不安にお悩みのあなたへ解決方法をお伝えします。ずばり、運動が一番です。

参考書籍

精神科医の樺沢紫苑氏

ベストセラー「アウトプット大全」

アウトプットが自己成長に一番重要と

書かれております。

今回、書き出すことを紹介しましたが、

まさにこれもアウトプット。

自己成長を目指して頑張りたいかたには

買って損しない内容です。

Amazonから購入→学びを結果に変えるアウトプット大全

楽天から購入→学びを結果に変えるアウトプット大全 [ 樺沢 紫苑 ]

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA