俺はなぜ身体を鍛えるのか——その答えを山が教えてくれた

登山をするようになってから、ずっと自分に問い続けてきた。
**「俺は何のために身体を鍛えているのか」**と。

その答えが、最近ようやく見えてきた。
自然を心から楽しむため。そして、自然の脅威から自分を守るためだ。


樽前山で体験した「自然の怖さ」と「圧倒的な美しさ」

先日、北海道の樽前山に登った。ここは初心者にも人気の山で、気軽に登れるイメージがある。
しかし、この日は違った。

山頂付近は濃い霧に覆われ、強風が吹き荒れていた。視界はわずか数メートル。自然の力は、時に人間を寄せつけないほどの厳しさを見せる。

さらに追い討ちをかけるように、稜線でヒグマを目撃。幸い、こちらに気づかれることはなかったが、全身が凍りつくような恐怖を味わった。

この体験は俺に教えてくれた。
「登山は命の危険と隣り合わせだ」ということを。


怖いからこそ、挑戦したい

正直、山は怖い。
でも、その恐怖の先にある達成感や、日常では味わえない解放感がある。
だからこそ、次に挑戦したい山ができた。

それが手稲山。

手稲山は、登山初心者から一歩踏み出したい人にぴったりの山だ。
ホイッスル、熊スプレー、行動食を準備してソロ登頂を目指す。考えただけで心臓がバクバクするが、同時にワクワクもしている。


日常のありがたみを「山」が教えてくれる

山にいると、常に危険と隣り合わせだ。滑落、悪天候、野生動物——どれも命に関わる。

でも、その環境に身を置くことで気づくことがある。
「家族と過ごす日常がどれほど守られていて、幸せな空間か」ということを。

もし山で命を落としたとしても、それはそれで自分の人生だ。
平凡で挑戦もせず、ただ長生きするより、挑戦し成長を追い続ける人生を選びたい。


今日のトレーニングログ:インターバルランと脚トレ

熱く語るだけじゃない。挑戦を支える体力を作るために、日々のトレーニングも欠かさない。

  • インターバルラン(150m×10本)

  • ブルガリアンスクワット(17回×8セット)

Apple Watchで計測した最大酸素摂取量(VO₂max)は49.8。なぜか0.4ポイント下がっていたが、数日間計測できなかったのが原因かもしれない。
理由はともあれ、言い訳せずやり切った


お疲れ、自分。挑戦は続く

今、ブログを書きながら冷えたビールをひと口。
「お疲れ、生。」

次の挑戦はすぐそこだ。身体を鍛え、心を整え、また山へ向かおう。

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