夏空の下で味わう至福のトレイルラン【札幌・藻岩山】

本日は週に一度の楽しみ、トレイルランの日。
札幌は雲ひとつない快晴。気温は約25度。これ以上ない“山日和”です。
水筒にアイスコーヒーを詰め、コンビニでクリームパンを調達。気分は上々で車を走らせました。

しかし、ふと不安がよぎります。
「熊鈴、持ってきていたかな…?」
信号待ちの間に確認すると、案の定忘れていました。

取りに戻るか、このまま行くか――。
以前なら「まぁ大丈夫だろう」と登っていたでしょう。しかし、先日の山行で熊に遭遇したばかり。もう油断はできません。

“山に入るなら、いつだって万全の備えを。”
自宅へ引き返し、約40分のタイムロス。でも、これで安心です。

再び車を走らせ、夏の空気を感じながらドライブ。好きな夏歌を大音量でかけ、心も弾みます。


久しぶりの「慈啓会病院前コース」

現地に着くと、平日にも関わらず駐車場は満車。他の登山者にならい路駐し、いざ出発。
今日は藻岩山の「慈啓会病院前コース」。トレイルランを始めた頃、息切れして何度も立ち止まったルートです。

あれから数ヶ月。
インターバルランや足トレを重ね、少しずつ体力を積み上げてきました。
省エネランを意識し、走りと歩きを繰り返しながら駆け上がります。
息は上がるものの、あの頃のような“足の悲鳴”はなし。
成長を感じながら、約38分で山頂へ到着。


ご褒美のコーヒータイムと心の誓い

山頂の展望台に着き、トイレを済ませてベンチに座ると、心地よいジャズが流れていました。
風が頬をなで、涼しい。
水筒のアイスコーヒーを一口。
「これ以上のご褒美があるだろうか?」

藻岩山の向こうにそびえる手稲山が目に入ります。
「次はあそこに挑戦だ。」
そう心に決めました。…ヒグマ多いけど(笑)。


下山はジェットコースター気分で

帰りは走りに徹します。重力に身を任せ、風を切る感覚が最高です。
途中、鼻歌を口ずさむおじさんの後ろに5分ほど付いて歩きました。
「たまにはゆっくりもいいな。」
鳥のさえずりと森の香りに癒される時間。

やがて追い抜けるポイントが訪れ、そこからは猛ダッシュ。
ジェットコースターのようなスリルに包まれ、駐車場までノンストップ。
達成感と爽快感が全身を駆け巡りました。


休日の締めくくりはお風呂と読書

帰路も夏歌をBGMにドライブ。
帰宅後は熱い風呂に入り、湯船でのんびり読書。
体も心も満たされた、夏を味わい尽くす休日でした。

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