灼熱の藻岩山トレイルラン|汗と達成感と、非日常のご褒美

本日は待ちに待った週末の楽しみ、藻岩山トレイルラン。今回も「慈啓会病院前コース」からの挑戦です。到着はいつもより遅めの15時半。時間が限られていたので、少し急ぎ足で登ることにしました。

ただ、この日の気温はなんと32℃。山の中は多少涼しさを感じるものの、やはり真夏の猛暑に変わりなし。登り始めてすぐ、汗が滝のように流れ出しました。新調したばかりのモンベルのTシャツも瞬く間にびしょ濡れ。いくら高性能ウェアでも、暑さそのものを和らげることはできませんね。

それでも、「山を楽しもう」という気持ちは忘れずに進みます。


山道での出会いと挑戦

途中、中学生くらいの男の子たちが「ヘビだ!」と大きな声。私もつられて視線を向けると、確かに細長い尻尾がスルリと消えていきました。ヘビの素早さに驚きつつ、「次は全身見てみたいな」と少し悔しい気持ちも。

登りは想像以上に過酷でした。暑さと汗で体力はどんどん削られ、走り続けることができず何度も歩きます。ふと頭をよぎるのは、「この上りを走り切れる人っているのだろうか?」という疑問。もしそんな方がいるなら、ぜひコツを教えてほしいものです。

最後の急登ではフラフラになりながらも、何とか山頂に到着。座って一息つくと、汗でTシャツが体に張り付き、冷えがひどい。慌ててタオルで汗を拭き、Tシャツと体の間に挟み込む応急処置をしました。


ご褒美と帰路

その後は、アンパンとアイスコーヒーでささやかなブレイクタイム。これが私にとって一週間の疲れを癒すご褒美であり、また次の一週間を頑張るための活力です。

ゆっくりする間もなく、時刻は16時半。熊の活動時間が近づいているため急いで下山開始。しかし、上りで体力を使い果たしたせいか足が重い…。下りはスピードに乗れず、焦らず一歩ずつ。

途中、私のお気に入りの森の渓谷で立ち止まり、深呼吸。ここは本当に音が消える場所。鳥のさえずりも風の音もない静寂が、まるで森に吸い込まれるような感覚をくれます。この非日常のひとときが、私にとって最高のリフレッシュです。


次への課題と楽しみ

今回のトレイルランでも、多量の汗と上りの体力不足が大きな課題でした。特に後半は心拍数が常に160超えで、もう少し効率的なペース配分が必要だと痛感。これもまた、成長できる楽しみの一つですね。

この一週間は、トレイルランのテクニック動画を研究して、次回に活かす予定です。課題があるからこそ、次の山行が待ち遠しい。

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