私は、今日ここに宣言します。
「ランナーとしての自分を、もう一度取り戻す」と。
気づけば、ずっと大切にしてきたランニング習慣が、どこかおざなりになっていました。恥ずかしながら、生活の優先順位の中で徐々に押しやられ、気がつけば“走るだけの人”になっていたのです。
最後に大会に出場したのは8年前のハーフマラソン。以来、目標を持つこともなく、ただ「気持ちよく走れればそれでいい」とタイムも意識せず、ぬるま湯のようなランニングを続けていました。
しかし、先日久々に挑戦したトレイルランで、自分の現状を思い知りました。坂を登るたびに息が切れ、思うように前に進めない。あのとき感じたのは、単なる体力の低下ではありません。
「このままじゃ、自分じゃなくなる」という焦燥でした。
そこで私は一念発起し、毎日5キロのランニングを再開。久しぶりにタイムを意識して走ってみると、1キロ5分ペースでも息が上がる。ようやく走りきった5キロのあとには、容赦ない筋肉痛が襲ってきました。
かつて「自分はランナーだ」と自信を持っていたはずなのに、今の自分はその面影もない。情けなさと悔しさがこみ上げました。
だからこそ、今ここで宣言します。
今年の札幌マラソンで、サブ1.5(※ハーフマラソンを1時間30分未満)を達成します。
まずは、7月中に「10キロ40分」を目指して走り込みます。最低でも、毎日5キロ。これが私のノルマです。
なぜここまで自分を追い込むのか?
それは、トレイルランという“山”と本気で向き合いたいから。誰の助けもなく、険しい山を一人で走り抜ける体力と精神力を手に入れるためです。
甘ったれた自分には、ここでさよならを告げます。
そして、あの頃の情熱を、もう一度、呼び起こします。