毎日同じことの繰り返しが実は人間らしさである。ルーティンを取り入れよう。

毎日同じことの繰り返しでつまらない。

これ考えたことありませんか。

私はかつて毎日のように思ってました。

 

でも、同じことの繰り返しの毎日って、

いけないことなんでしょうか。

 

いいえ。

実は、同じことを繰り返す生活こそが人間らしい生活なんです。

 

これを理解することで、運動やダイエットなどの挫折が少なくなったり、

メンタル、自己肯定感が向上します。

 

もう少し具体的に言うと、単なる退屈しのぎの刺激ほしさから、

無意味に飲み会に行ったり、出歩くことが少なくなります。

つまり、この記事を読むことで「自分の時間」がしっかり確保できるようになります。

この記事はこんな人にオススメ

 

  • 生活にマンネリしていて刺激を求めている人
  • タイムマネジメントスキルを高めたい人
  • ストレスの少ない毎日にしたい人
  • 毎日同じことの繰り返しで「自分の人生これでいいのかな」って悩んでいる人

太古の時代の人間の生活

太古の時代、人間の生活は至ってシンプルでした。

日の出とともに起きて、日中は狩りをして、宴をしながら仲間と食事をして、日が沈めば寝る。

毎日この繰り返しです。

 

生きて、子を育んで、死ぬというサイクル。

喜び、悲しみ、生きがいの感情は全て種の保存のためです。

そして、この生活スタイルはシンプルゆえに次の行動に悩むことがありません。

 

この時代でももちろん心配や不安、恐怖はありました。

たとえば、今日の食事の心配や獣の脅威、自然界の毒、病気など。

ただ、これについても対処はいたってシンプルです。

「闘う」「逃げる」「捕りに行く」「休む」など。

 

つまりこの時代の人間は予測できない遠い未来の不安など感じていなかったのです

この狩猟生活を送る生活がおよそ200万年続いたといわれています。

 

変化が目がぐるしい生活の悪影響

農耕を始めたのはおよそ1万2000年前

そのころから人間は少し先の未来を予測しながら生活するようになります。

明日のこと、次の季節のこと、収穫の時期のことなど。

 

 

そして、現代の近代文明が始まったのはせいぜい数百年前

人類史でみれば、ごく最近始まったばかりです。

現代人の生活スタイルは千差万別。

非常に選択肢が多様化しております。

 

多様化とは、聞こえはいいが、その選択肢の多さに迷いや不安が生じ、ストレスになります。

将来がぼやけ、未来との心理的距離が生まれる。

今の行動と目標や将来を結びつけられなくなります。

 

要するに人の身体は現代の生活スタイルに適合するに至っていない。

太古の時代から人間はさほど進化していないんです。

 

そして、この見えない不安、人間の身体と生活スタイルの不一致が

あらゆる現代病を引き起こしているといわれています。

人間と現代文明とのコラボレーション

今までの説明から人間が本来どのように生活するのが望ましいかは

なんとなく察しがつくかと思います。

ただ、狩猟していた太古の生活スタイルに戻すのは現実的ではないわけです。

 

そこで、提案したいのが、人間にフィットしている太古の生活スタイルと

現代の生活スタイルを組み合わせハイブリッドに生きていくこと。

 

つまり、意図的に毎日同じ生活を送ります。

具体的な方法としては毎日必ず行うルーティンを作っていきます。

オリジナルのルーティンを持つ

昨今、モーニングルーティンやナイトルーティンが注目されています。

特に芸能人がどんなルーティン過ごしているかについては関心が高いです。

 

僕のブログのスローガンでもある

「習慣が人を作る」が、まさにこのルーティンに繋がってきます。

ルーティンを作るメリットは5つ紹介します。

  1. ルーティンがあることで脳の負担が少なくなる
  2. 新しい習慣が取り入れやすくなる
  3. 悪習や悪い誘いに流されにくくなる
  4. 時間に余裕が出る
  5. 良いルーティンをもつことで生活の質が向上する

 

ルーティンがあることで脳の負担が少なくなる

人の脳は同じ状況を好む現状維持バイアスという特性をもっています。

変化を嫌います。

 

なぜか。

変化は脳に負担をともなうからです。

 

新たな習慣にチャレンジして3日坊主で終わるのは、

まさに現状維持バイアスが働いている証拠です。

 

逆にすでに生活で習慣になっていることは、

特に無理なく続けることが出来ます。

 

これを突き詰めて、普段行っている行動をさらに固定化させる。

これがルーティンです。

例えば

  1. 朝、歯を磨いてから水を飲んで
  2. ストレッチして、
  3. 身体を動かし、
  4. シャワーに入ってから
  5. 服を着て
  6. 髪のセットをして
  7. コーヒーを飲む

新しい習慣が取り入れやすくなる

例えば、運動とか英語の勉強などをしようとしたときに、

既存のルーティンに組み込んであげるだけで、実行する成功率、

継続率が格段にアップします

 

以前、紹介したif then プランニングの応用です。

if then プランニングについて詳しくはこちら→仕事に家事に忙しいあなたに!ブログ作業を習慣に取り入れる方法

私はこの方法でブログ作業の習慣化に成功しました。

悪習や悪い誘いに流されにくくなる

ルーティンが完全に生活の一部になると、

今度はルーティンをこなさないと落ち着かなくなります。

 

なので、帰宅後のルーティンがあるのであれば

飲みの誘いがあっても帰りたくなります。

 

そして、帰宅してからも、お酒の誘惑、

YouTubeやテレビの誘惑に流されにくくなります。

まずはルーティンを終わらせることに気持ちを集中できる。

自制心が働くようになります。

 

私もルーティンを決めて、取り組むようになってから、

帰宅後にまず一休みしようとか、ついダラダラと

スマホをいじることがなくなりました。

 

時間に余裕が出る

ルーティン化により行動が自動化することで、

他の作業に目移りせずに、一つ一つの行動に集中し取り組むことが出来ます。

すると、作業を終える時間が早くなります。

 

日々最速タイムが更新されるイメージを持っていただきたい。

私は帰宅後の一通りの家事をルーティン化して取り組んでいるんですが、

以前よりあきらかに一通りルーティンを終えるのが早くなりました。

 

そうなったら、早めに寝るも良し、

ルーティンの中に新しい習慣を取り入れるも良し。

時間に余裕が出るのは一番うれしいメリットかもしれません。

良いルーティンをもつことで生活の質が向上する

僕も朝のルーティン、帰宅してからのルーティンを決めて行動していますが

あきらかに生活の質があがります。

 

具体的な体感としては実行力、自制心の向上、ストレスが低下します。

やることがあらかじめ決まっていると楽です。

そして、実行し終わったら、その都度達成感を味わえます。

まとめ

毎日同じことの繰り返しだと不安や心配を感じますよね。

わかります。

かつて、私も同じ気持ちを味わい、焦燥感にかられておりましたので。

 

でも、それは幻想です。

生活が多様化した現代ならではの、ある種の病です。

実は毎日同じことの繰り返しこそ、人間らしさであり、

一番心地いい生活なんです。

 

ただし、楽とダラダラするのはイコールではありません。

自分なりのルーティンを作って、有意義な毎日を過ごしてください。

その積み重ねにより、人生は着実に良い方向へ向かっていきます。

参考書籍

 メンタリストDaigo氏、オリエンタルラジオの中田敦彦氏

絶賛の書籍です。

疲労回復に有効な方法や不安・ストレスの改善に有効な方法が

膨大な論文、研究データをもとに書かれております。

今回書いた、本来送るべき人のあるべき生活スタイルについても書かれております。

絶対に読む価値ありです。

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