気づけば禁煙して10年以上が経ちました。
かつては毎日1箱以上吸うヘビースモーカー。タバコがないと不安で、ライターと一緒に持ち歩くのは当たり前。今思えば「なんであんなに依存してたんだろう」と、自分でも不思議なくらいです。
今回は、禁煙して「本当に良かった!」と思えることを、実体験から9つ紹介します。
目次
1. 荷物が減る
タバコとライターは、かつての必需品。忘れたと気づけば不安になり、わざわざ家まで取りに戻ることもありました。
今は手ぶらで気軽に外出できます。あの煩わしさがなくなるだけで、生活の快適度が一段階上がります。
2. お金を使わなくなる
私がやめた頃はタバコ1箱400円台。現在は500円を超えているようですね。
1日1箱なら月に約15,000円、年間で180,000円。
栄養もなく、身体に悪いだけの煙に…です。
今ではお酒以外は水かお茶しか飲まないので、無駄遣いも激減しました。
3. 喫煙所を探さなくて済む
以前は「喫煙可」の店しか入らなかったほど、場所選びに制限がありました。
最近は禁煙の店が主流なので、喫煙者にとっては肩身が狭い時代。
でも、タバコをやめれば「喫煙所を探すストレス」そのものがなくなります。
4. タバコ臭がなくなる
自宅・衣類・車内…あらゆる場所についたタバコ臭。
やめてからは、その不快な臭いが一切なくなり、日常が本当に心地よくなりました。
しかも禁煙後はタバコ臭に敏感になるので、より一層タバコを遠ざけたくなります。
5. 寝起きの不快感が消える
喫煙していた頃の寝起きは、口の中がネバついて、喉に痰が絡む感じがありました。
あの不快感は、タバコをやめて初めて「普通じゃなかった」と気づきます。
今では朝の目覚めも快適です。
6. 味覚が変わる
甘いコーヒーやジュース、炭酸飲料をガブガブ飲んでいた私ですが、禁煙をきっかけに味覚が変わりました。
今はブラックコーヒー派で、飲み物はほぼ水かお茶。
タバコをやめると、食べ物や飲み物の繊細な味をしっかり感じられるようになります。
7. 火事のリスクが減る
今でも反省しているのが「寝タバコ」。
寝起きでタバコを吸って二度寝してしまい、布団を焦がした経験があります。
あと一歩で大惨事でした…。
タバコをやめたことで、火災のリスクは確実に減りました。
8. 自制心と挑戦する力がついた
禁煙を乗り越えた経験は、自信になります。
私の場合、ランニング・筋トレ・読書など、さまざまな挑戦を始めるきっかけになりました。
「禁煙の苦しさに比べれば大したことない」と思える、そのメンタルの変化は大きな財産です。
9. ストレスが減る
「禁煙=ストレスが増える」と思われがちですが、実は逆。
喫煙していた頃のストレスは、タバコによるものが多かったのです。
・ニコチン切れによるイライラ
・喫煙所を探す手間
・口の不快感
・常に火の元を気にする不安
・酸化による体調の揺らぎ
禁煙して、これらすべてのストレスが一気になくなりました。
「ストレス解消のためのタバコ」は、実はストレスの根源だったのです。
最後に
禁煙して失ったものは何もない。
得たものばかりです。
これは、かつてタバコを愛していた私の実体験。
禁煙を迷っている方の参考になれば幸いです。