休憩を見直すことで時間の密度は2倍以上になります。

時間がないときって、どうしますか?

ギチギチに予定を詰め込んだり、

隙間なく行動に移したり。

 

あとは、できる限り、早く動いてみたり。

解決法はそんなところでしょうか。

 

実はもっといい方法があります。

それは休憩をすることです。

 

え?休憩ばかりだと、かえって時間が足りなくなってしまいませんか?

心配無用!休憩時間分以上のリターンをお約束します。

 

 

または休憩と聞いて

なんだ、そんなことかと思った、あなた。

 

正しい休憩のとり方をしらないと、

かえってパフォーマンスは低下してしまいます。

つまり、ただ単に作業を中断することと

休憩は違うということです。

 

ということで今回は休憩の必要性、

間違った休憩法、

適切な休憩法の順で紹介していきたいと思います。

 

今回の記事を読み、適切な休憩をとることで、

楽して成果が手に入る状態、

すなわち人生がイージーモードに突入すること間違いないです。

 

休憩の必要性

 

なんで休憩することが必要なんですか?

答えは以下の3つ

  1. 集中力の持続時間には限度があること
  2. 疲れた脳では十分なパフォーマンスが発揮できないこと
  3. 疲労を蓄積させないため

集中力の持続時間

集中力の持続時間には限界があります。

30分集中できたらいいところでしょうか。

そう、意外と短いんです。

 

ちなみに現代はスマホなど集中力を奪うものが

身の回りに溢れています。

なので、5分、10分しか集中力が続かないなんて人もざらにいます。

 

疲れたれすぐに休憩する

集中力の限界を超えて作業することにメリットはありません。

ベストな状態で作業に取り組むことが

一番効率がよく、成果が出やすいからです。

 

そのため、自分の集中力の限界を見極めて、

集中力が切れたら、潔く休憩する。

 

有名なテクニックとしては、

25分作業したら、5分休憩する。

これを1セットとして繰り返す、

ポモドーロテクニックといわれる作業法。

 

実際に取り組む際のポイントは、

25分経ったときに、

作業が中途半端が中途半端だと、

ついつい切りの良いところまで続けたくなりますが

それは禁止。

しっかり手を止めて、5分休憩しましょう。

 

疲労の蓄積を予防する

 

休憩することの一番の効果が

言わずもがな疲労回復を図ることです。

 

当たり前すぎますよね。

でも、休憩のタイミング、

間違ってませんか?

 

多くの人がやりがちなのが、

疲れてから休憩してしまうこと。

 

疲れてからじゃダメなの?

ダメです!

 

そう、疲れる前に休憩することが

超重要なんです。

 

なぜなら、疲労を感じてからだと

回復しずらくなります。

つまり、長い休憩が必要となってしまうんです。

 

ですが、長い休憩時間なんて、なかなかとれませんよね。

すると、疲労回復がはかれないまま、

どんどん疲労が蓄積されていくことになります。

 

当然、そのまま疲れた脳と身体で仕事をしても

十分な成果は発揮されにくいので、

作業には余計に時間がかかり、

休憩する時間もますます無くなります。

 

がんばり屋で勤勉な日本人は

この負のスパイラルに陥りがちです。

 

なので、適切に休憩をすることを意識し実践すれば、

簡単に周りと差をつけることができるというわけです。

 

間違った休憩法

 

じゃあ、これからは適度な休憩を挟むようにしよう。

と思った、あなた。

仕事の休憩中、何をしていますか。

 

SNSを覗いたり、

LINEをしたり、

ネットサーフィンしたり、

ソシャゲをしたり、、、

 

ん?どれも周りの皆やっているけどダメなの?

厳密に言うと休憩にはなってません。

 

スマホを触らない

 

視覚から入った情報を

絶えず脳は処理し続けています。

すなわち、脳を休めたければ

目を休めることが大切です。

 

この観点でいくと、

休憩中にスマホを使用することはNGです。

 

なぜなら、スマホを見ることで

目を酷使し、脳を働かせ続けることになるから。

また、情報が次から次へと無限に手に入るスマホは

脳を興奮状態にしてしまいます。

 

つまり、休憩するどころか

余計に疲労を貯めてしまうんです。

 

なので、よほど用事がない限りは

休憩中のスマホ使用は控えましょう。

 

▼関連したリンク

あの人達は10年以上前から知っている~スマホ・タブレット依存症~

 

ダラダラすることが休憩ではない

 

ただダラダラと時間を過ごせば休憩になるわけではありません。

休憩中は休憩に全集中すること。

 

というのも、休憩とは酷使し続けた脳のリフレッシュをはかったり、

滞っていた身体の血流を促したり、

緊張状態の心身を副交感神経優位のリラックス状態にすることに意味があるからです。

 

たとえば、座りっぱなしのデスクワークだと、下肢に血流が滞ります。

また同じ姿勢でい続けることで身体の筋肉が凝り固まってしまいます。

この状態を改善するには、全身の筋肉を動かし、

身体をほぐすこと、血流をよくするための行動が求められます。

 

つまり、デスクワーカーにとっては運動することが

一番合理的な休憩方法になるというわけです。

 

運動って、一般的に疲れるイメージですよね。

つまり、あなたの考えている休憩と、

本来とるべき休憩のしかたとは

イメージが違う可能性があるということです。

 

ちなみに私もトイレ休憩時に

スクワットやかかと上げでふくらはぎを刺激するなど、

下肢の運動をするようにしています。

 

良い休憩法とは?

ポイントは3つ

  1. 脳をリフレッシュさせること
  2. 目の疲労を回復させること
  3. 身体の血流をよくすること

上の3つに留意すれば、

それぞれでオリジナルの休憩法を考えて、

実践することで問題ありません。

 

ただ、今回は科学的に効果が実証されている

とるべき休憩の方法を5つ紹介します。

 

昼寝

 

仕事やプライベートの目標を達成させたいなら、

必ず昼寝は実行してください。

 

午後からの生産性の向上効果、

また、夜間の睡眠の質も向上することが

あらゆる研究で明らかになっております。

 

昼寝の時間は30分以内。

これ以上の睡眠はかえって

午後のパフォーマンスに悪影響となってしまいます。

 

でも、昼休憩の短い時間で寝付くことなんか出来ません。

寝る必要はありません。

 

机に突っ伏したり、

背もたれにもたれかかって目をつむるだけでもOKです。

それだけでも睡眠と同等の効果が出ます。

 

ちなみに私は昼寝を始めてから、

午後に眠気に襲われることがなくなりました。

また、仕事が終わってからの漠然とした疲れがなくなりました。

 

なので、仕事が終わり、

帰ってからブログを打つ余裕があるんです。

 

マイクロブレスト

 

マイクロブレストとは1分間目をつむる休憩法です。

視覚を遮断することで目はもちろん

脳の休息に役立ちます。

 

こんな簡単で短時間で出来る休憩なら

やらない理由なしですよね。

 

たったの1分と思うかもしれませんが、

こまめにマイクロブレストをするのと、

ぶっ続けで作業し続けるのでは、

疲労の蓄積に大きな差が出ます。

 

ちなみに私の実践法は、

トイレ休憩のときに便器に座り、

アップルウォッチで1分のタイマーを起動させてから

マイクロブレストを実行してます。

 

仕事中に頭がボーッとしたり、

仕事から帰宅して、

家でなにもやる気がしないなんてことが少なくなりました。

 

運動

 

運動はストレスを軽減させたり、

脳の血流を上昇させたり、

疲労回復やパフォーマンス向上に一役買ってくれます。

 

具体的な実践方法の提案としては

お昼休みに10分間外を散歩したり、

トイレ休憩で10回スクワットすること。

 

特にデスクワーカーには

この運動による休憩をオススメします。

 

瞑想

 

瞑想は睡眠に匹敵する疲労回復があります。

スピリチュアル的なイメージを持たれる方が多いですが、

きちんと科学的に良い効果が数々証明されております。

 

ちなみに私も実践しておりますが、

体感する効果は3つ。

  1. 集中力が鍛えられる
  2. 頭がクリアになる
  3. 感情が安定する

 

やり方は簡単です。

 

  1. 集中しやすいように、物音の少ない場所を選ぶ。
  2. 椅子に腰掛けるか、床に座りあぐらをかく。
  3. なるべく背筋を伸ばす。
  4. 目は閉じても、半眼といって少し開けた状態でもどちらでも良いです。
  5. 呼吸に意識を集中させます。
  6. 呼吸以外のことに意識がそれたら、再び意識を呼吸に戻します。

 

最初は1分から始めても構いません。

大切なのは継続すること。

時間より回数を重ねることです。

 

自然の動画を見る

 

次のうち、どれが一番疲労回復効果があるでしょうか。

  1. 瞑想
  2. マッサージ
  3. アロマ
  4. 森林浴

正解は4番です。

これは科学的に証明されておりまして、

ストレス値や身体の疲労物質の値が、

一番低下するとのこと。

 

副交感神経が活性化されるのが

主な理由です。

 

本来なら森林や海岸などへ出向き、

自然と触れることが推奨されますが、

さすがにそんな時間を割くのは

忙しいビジネスパーソンには現実的ではありません。

 

そこでオススメしたいのが自然の動画です。

実は自然に直接触れずとも、

自然の風景の写真見る、

または自然の音を聞くだけで、

人間の脳はポジティブな反応をします。

 

擬似的なものでも反応してしまうくらい、

人間に対して自然は大きな影響力をもたらすのです。

 

当然写真や音声より、

動画のほうが強烈に作用します。

 

なので、1日10分間だけでもYou Tubeや

ナショナルジオグラフィックなどで

自然の映像をみて癒やされましょう。

 

 

最後に

休憩することで、

ベストパフォーマンスが発揮され、

短い時間で、質の高い結果を出すことが可能になります。

 

つまり、休息に割いた時間以上のリターンを得られます。

なので、時間が足りない、結果が出ないと焦る人ほど、

ぜひ適度な休憩を意識的に行うようオススメします。

 

おすすめの書籍

スタンフォード大学のアスレチックトレーナーをしている

山田智生氏が書いた著書、「脳と身体の教科書」。

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