私は一言で言うとストレスに弱い人間だった。
多くの人が共感するであろう、朝の憂鬱感。
ベッドから起きるのが、まるで途方もない任務のように思えるあの感覚。
また、休日であっても、すぐに戻ってくる日常の仕事の恐怖。
それが私の日々だった。
パニック状態に陥るのは、仕事中の予期しないイベントだけでなく、脳裏に浮かぶ「明日からまたあの地獄が始まる」という思考に対してもだ。
さらに深刻だったのが、僕の心の風景。
全てが灰色に感じられ、それは鬱病の兆候、あるいは、鬱病の始まりとも言える状況だった。
しかし、それから4年経った今、私の心は色鮮やかに彩られ、朝は軽やかな気分で迎えられるようになった。
仕事のトラブルに遭遇しても、以前のようなパニックにはならず、冷静に対処できる。
仕事が終われば、家族と共にリラックスし、休日は心からレジャーを楽しむ。
すべての変化は一つの実践から始まった。
それは朝のランニング、呼吸を意識した瞑想、自然に触れる時間の確保、筋トレ、そして夜更かしをやめるという生活習慣の見直しだった。
目次
朝のランニングと瞑想
まず朝日を浴びることで、幸せホルモンとも言われるセロトニンと、セロトニン生成を助けるビタミンDが分泌される。
ビタミンD自体にも不安やうつ症状を緩和する効果があります。
そしてランニングによってさらにセロトニンが増え、長時間のランニングをすればエンドルフィンも生成され、心地よい疲労感と共に幸福感を得ることができる。
そして、日中に増えたセロトニンは夜になると睡眠ホルモンのメラトニンに変わり、質の良い眠りを誘う。
健康的な睡眠はメンタルの改善に欠かせない要素だ。
瞑想
次に、瞑想。これは心地よい呼吸を通してリラクゼーション効果、雑念にとらわれず現在のフォーカスする集中力を得るための手法だ。
単なる宗教のまじないのようなものとは一線を画す、極めて科学的エビデンスに基づいたメソッドです。
信じられないなら、まず実践し、3ヶ月継続してみてください。
自然
ストレス軽減にたいして、瞑想を超える効果があるのが自然に触れること。
自然に触れる時間を意識的に作ることで、都会の喧騒から一時的に離れることができ、自然の美しさに触れることで幸福感を感じる。
脳の疲労の軽減効果やストレスホルモンであるコルチゾールの低下、心を落ち着け、マインドフルになるのを助けるなど、ありとあらゆる効果が自然にはあります。
実践としては、休日に公園へ行ったり、キャンプへ行くのがおすすめ。
ただし、時間がない人もいるでしょう。
そんなかたには朗報です。なんと、動画で自然の映像をみるだけでも効果があります。
これなら、誰にでも実践できるでしょう。
筋トレ
そして筋トレ。
これによってエンドルフィンとセロトニンが生成され、達成感と共に幸福感が得られる。
さらに、筋トレは体力と筋力を向上させ、日常生活のストレス耐性を高める。
即効性には欠けますが、体型を改善し、セルフボディイメージを高めることで、自尊心が高まり、日常ので受けるストレスの影響が少なくなります。
睡眠
最後に、夜更かしをやめること。
これは生活リズムを整え、日中のエネルギーレベルを安定させるためだ。
寝不足は単純にパフォーマンスを低下させ、ミスを増やし、結果的にストレスを溜める原因となる。
また睡眠の時間の確保も当然のことながら、質を高めることも大切。
私は改善のためにマグネシウムやメラトニンのサプリメントを摂取、ラベンダーオイルを活用しています。
その結果、翌朝に残る疲労感が少なくなりました。
まとめ
私の場合、これらの習慣はマイホームでの生活や、家族との時間、キャンプでの自然体験など、日常生活の中で自然に取り入れることができた。
また、禁煙を続けることで肺機能が改善され、ランニングや筋トレのパフォーマンスが向上した。
これらの習慣を日常生活に取り入れることで、ストレスに対する耐性が増し、心身のパフォーマンスが向上した。
そしてそれが私の生活を改善し、仕事だけでなく家庭生活も豊かにする一助となった。
こうした体験を通して、自分自身を大切にし、ストレスと上手く向き合うためのライフスタイルを見つけることの大切さを痛感している。
私の体験が、同じようにストレスに悩むあなたにとって、一つの参考になれば幸いだ。
私たちは皆、それぞれの方法で心身のバランスを保つ方法を見つけることができる。
その一助となるよう、これからも自身の体験や学びをシェアしていきたいと思う。