禁酒生活28日目。少し間が空いたけれど、今日も「飲まない」を続けています。
正直に言うと、劇的な変化が毎日起こるわけじゃありません。むしろ、淡々とした日が増えてきた。だけど、この「淡々とできる」こと自体が、今の自分にとっては大きな前進だと思っています。
目次
禁酒28日目でいちばん感じる効果は「メンタルの安定」
禁酒の効果で最近いちばん大きいのは、メンタルが安定すること。仕事でバタついても、家のことで小さなストレスが積み重なっても、以前みたいに一気に崩れにくい感覚があります。
……とはいえ、今日は謎の憂うつ感に襲われました。
「禁酒してるのに、なんでこんな気分なんだよ」と思ったけれど、人生は山あり谷あり。禁酒は魔法じゃない。今日だけ切り取れば、効果が見えない日もあります。むしろ、そういう日こそ“飲んでごまかす”クセが出てくる。
今この瞬間も、飲みたい。今すぐ飲める。コンビニに行けばすぐ手に入る。
でも、今日は飲まない。
飲まない選択をした自分を、ちゃんと認めたい。
飲みたい衝動には「波」がある
禁酒を続けていて分かったのは、飲みたい衝動って消えるんじゃなくて、波が小さくなるだけだということ。
楽しい日、疲れた日、うまくいった日、うまくいかなかった日。理由なんて何でもいい。脳は「飲む理由」をいくらでも作ってくる。だから、衝動が来たときに戦う相手はお酒じゃなくて、自分の中の“言い訳製造機”なのかもしれません。
睡眠はやっぱり強い。朝の回復感が違う
睡眠の効果は、はっきりあります。
寝起きのリフレッシュ感が、禁酒しているほうが断然いい。朝に頭が重くない。起きた瞬間から「今日もやれるかも」と思える日が増えました。
これ、地味だけど強烈です。お酒で夜を気持ちよく終える代わりに、朝の自分を守る。禁酒って、未来の自分への投資だなと思います。
肌のコンディションが上がっている
もうひとつ、分かりやすい変化が肌です。日に日にコンディションが上がっている感覚があります。
たぶん睡眠が整ってきたのも大きいし、体の炎症っぽさが減ってきたのかもしれない。鏡を見たときに「お、悪くない」と思える瞬間が増えるのは、普通に嬉しい。
夜の時間に余裕ができる。でも、現実はだらだらする日もある
飲まないことで、時間に余裕を感じます。
以前の自分は、一日の締めにしっかり飲まないと損した気分になっていました。今は、飲まずに正気を保ったまま夜を過ごす。これが最初は落ち着かなかったけど、だんだん慣れてきました。
飲んでいた時間が浮く分、できることは確かに増えます。
……増えるんですけど、現実はだらだらアニメを見たりもします。そういう日があってもいい。禁酒の継続は「修行」じゃなくて「習慣化」だと思うようにして、あまり自分に厳しくしすぎないようにしています。
鼻炎・アレルギー症状が落ち着いたのは、たぶん禁酒の効果
ここ最近いちばん驚いているのが、鼻炎などのアレルギー症状が落ち着いていることです。
これは自分の中ではかなり確実に禁酒の効果だと思っています。鼻の通りがかなりいい。こんなの久々。呼吸が楽だと、日常のストレスがひとつ減るんだなと実感しました。
「コンディションを整えること」と「アレルギー症状」って、関係あるんだな。体で理解しました。
禁酒はアンチエイジングにも、人生にも効く
日常生活は飲まないを徹底していこうかな、と思い始めています。
自分の健康にストレートに効果が出るし、アンチエイジング的にも将来に効きそうだし、なにより“人生の土台”が整っていく感じがある。
そして、飲んでいた時間が浮く分、副業や勉強の時間に当てることもできる。実際、今こうして、本来ならお酒を飲んでいる時間にブログを書いているわけで。
禁酒を継続できているという事実が、自己肯定感も高めてくれます。禁酒って辛いし、難しい。だから、続けられている自分は偉い。ここは遠慮せずに言っておきます。
1ヶ月までもう少し。例外の日を「予定する」のも、禁酒の続け方
1ヶ月まですぐそこ。もう少しと思って、今日もお酒の欲求を耐えました。
そして、1ヶ月経つ日はちょうど子どもの誕生日のお祝いをする日。その日に飲みます。これは自分の中で“例外の日”として、前から決めていました。
何を飲もうか考えるとワクワクする自分もいる。ビールにしようか、ワインにしようか、日本酒にしようか。
……こういう自分を見ると、「アルコールって恐ろしいな」とも思うけど、同時に思います。
大事なのは、流されて飲むんじゃなくて、意識して選ぶこと。
飲まない日常を基本にして、飲む日を“イベントとして設計する”。これなら、禁酒は我慢大会じゃなくなる。自分の人生の主導権を取り戻す練習になる。
今日も飲まなかった。
明日も、たぶん飲みたくなる。
それでも、飲まない日を積み重ねていく。
1ヶ月の先に、もっと調子のいい自分がいる気がしています。
