読書初心者でも実践可能。3つの意識で学びの深さが変わる、本から知識を最大限に得るための読書術。

この記事はこんな方にオススメ

  • すでに読書習慣のあるかた
  • これから読書を始めようとするかた
  • 読書が苦手なかた
  • 自己成長を望んでいるかた

 

前回の記事では本の読み方の基本をお伝えしました。

そして、ある程度読書を積み重ねると

次にぶち当たる壁があります。

 

どんな風に読書をすれば、

さらに学びを深めることが出来るのか。

記憶に定着させ、

生活に生かせるのかと。

というのも、1冊の本の値段は大体1500円程度。

10冊読めば15000円とそれなりの値段になります。

どうせなら、値段以上の価値を生み出したいですよね。

 

そして、もっと肝心なのが時間です。

読書に費やす時間を無駄にしたくないですよね。

読んだ時間以上の価値を生み出したいですよね。

 

それでは今回は

1冊の本から、より深い学びを手に入れるための

読書術について紹介したいと思います。

 

意識することは3つ。

「準備」、「向き合い方」、「行動すること」

この3つを意識することで読書力が飛躍的にアップします。

 

なぜなら、多くの人が本を読む際に、

なにも考えず手に取り、読み進めて

「なるほど」とわかったつもりで読み終えている。

 

そして、その後の行動がなにも変わらないことが

ほとんどだからです。

 

読む前の下準備が読書の本質

何を学びたいかを考える

 

読む前に、その本から何を学びたいかを考える。

これが一番大事だと思います。

まずその本から学びたいことを書き出してください。

同じ本でも一人ひとり手に取った目的は違います。

たとえば、早起きをテーマにした本を例にしましょう。

 

  • 早く起きるための朝のとるべき行動について知りたい
  • 何時に起きるのがいいのか。
  • 早起きをするとメリットはあるのか。
  • 早起きのための必要な夜の準備について知りたい

 

というふうに人それぞれで

悩んだり、疑問に思っているポイントは違います。

きちんと明確にしてあげることで

情報収集の精度が桁違いになります。

 

逆にここがきちんとできていないと

本の内容がザルになってしまいます。

 

自分の知っているであろう知識を書く

 

では、これも早起きを例に進めていきます。

すでに自分が知っている、

早起きに関する知識を書き出してください。

たとえば、

  • 早起きのためには、なるべく平日と休日の起床時間を一定にすることが大事。
  • 睡眠時間は最低6時間ないといけない。

などなど。

 

このように自分の知識を本と重ね合わせることで

本の内容と自分との関連性が高められる。

 

自分事として本を向き合うと、

本の内容が頭に入りやすくなり、

読むスピードが早くなります

 

質問を書く

 

前書きや目次を先に読むことが

読書の手順。

ただ、この段階で本の内容や知りたいことなどの

質問のリストを作っておいてください。

 

そして、この質問にたいして、

読み終えたあとに答えを書いていく。

これが、最強の読書術をいってもいいです。

 

読書を意味のあるものへ転換するには

アウトプットが欠かせません。

この行為は自分自身でアウトプットまで

完結させてしまうテクニックです。

 

読書中に線を引いたり、ノートを書いたり

読書術は人それぞれですが、

ある研究で本の内容を知識のして定着させるために

一番有効性が発揮されたのがこの方法

信憑性が高いので、

ぜひ、取り入れるべきテクニックです。

本をボロボロにするつもりで向き合う

書き込む

本に個性を持たせてください。

新品のままで買って、手つかずのように

新品の状態を保つことに何の意味がありますか。

 

どんどん線を引いて

思ったことはどんどん書き込んでいく。

そうやって、自分色に買った本を育てていく。

私はそのことに読書の楽しさを見出しています。

 

 

もし、中古で買い取りしてもらうときに高値を期待しているのなら

こんな話を紹介します。

実はたくさん書き込みがされている本を求めて

購入する読書家たちがいるんです。

 

実際に線引きされたり書き込みされた、

本を買い取りしている中古本屋があり、

かなり人気が高いようです。

 

人それぞれで線を引く箇所が違って、

そのことに面白みを感じるとのこと。

その感覚は私も理解できます。

 

また、実際に書くという行為が知識の吸収力を高めてくれます。

これは、書くという行為により

脳の中でRASというシステムが作動します。

 

これは外部から入る情報のなかから

自分に必要な情報を取り出してくれる

フィルターの役割を果たすシステム。

 

つまり、書きながら本を読むことで

自分に必要な情報を取り入れやすい状態になるということです。

なので、読書をするときはペンは必須となるわけです。

 

最低でも3回以上は読む

違う視点で本を読むことが大切です。

1回目は自分ごと。

2回目は著者の目線。

3回目は双方の考えを踏まえて読む。

 

また、1回で本の内容を完璧に理解して

記憶しようなんて、無理だと思ってください

この割り切りかたも大事です。

なので、何度も読まないと

そもそも本の内容は理解できないんです。

 

面白くない本や参考にならない本を何度も読む必要はありませんが

それ以外の本は一度で終わらせてしまうのは

あまりにも勿体ないです。

 

実際に私は3回以上は読みます。

人間は時間が経てば忘れる生き物。

なので、1年以上の時を経て、再度読み直すこともしばしば。

 

当然、次々本を買い足すと読むのが追いつかないので

買いすぎに注意してます。

アウトプットなくして読書の意味なし

アウトプット前提に読む

人に伝えよう、役立てようと意識して読むと

集中力や本の理解度が桁違いになります

 

なぜなら、生半可な理解では

人に説明できないし、

生活へ生かすこともままなりません。

 

なので、必死に読んで知識を吸収しようとします。

 

逆に、ただ何となく本を読むだけでは

入ってきた内容はザルのように抜けていきます。

 

その準備として事前に読む目的等を

整理しておくことが大事というわけです。

実際に人に伝える

読んだ内容を人に伝える。

そのことで情報を整理し、

さらに知識として定着させることができます。

 

ただし、伝えるということは、

かなりの高等技術だということが

やってみてわかると思います。

 

なぜなら、伝える本人は

本の内容を熟知していなければなりません。

それでなければ、質問をされても

答えることができませんし、

それどころかうまく説明が出来ません。

 

最初はおぼつかない説明でも

とりあえずトライしてみてください。

 

伝える方法は様々です。

友人や家族に実際に伝えるのもいいですし、

今はTwitterやブログなどで発信も可能です。

 

まとめ

今回紹介した読書術以外でも

自分に合った、自分なりの新たな読書術の発見があるかと思います。

要するに、工夫の積み重ねが大切です。

 

せっかく大事な時間やお金を

読書に費やすなら

最大限効果を発揮できる読書術を身に着け

人生に生かせるようにしていきたいですね。

 

ただし、これは最後に伝えておきます。

読んだ本の内容を

人に伝えることが出来る。

または生活に生かすことが出来る。

 

この一連のサイクルを身に着けた時点で、

その人は読書の達人です。

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読書のメリットや

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