禁煙や禁酒は意志の力だけで断ち切れるのか。

この記事はこんな人にオススメ

  • 禁煙、禁酒を成し遂げたい人
  • お金を節約したい人
  • 健康を意識して生活したい人
  • 時間に余裕が欲しい人
  • 習慣を見直したい人

 

わかっているけど、ついついやめられないものってありますよね。

例えば、タバコやお酒、ネットサーフィンなど。

やめられない気持ち、とてもわかります。

 

私は禁煙に何度か挫折した経験があります。

やめるには苦痛を伴います。

 

でも、それを乗り越えた先には自己コントロール能力、自己肯定感、意志力、忍耐力などが確実に上がります

そして、時間に余裕が生まれたり、当然タバコやお酒をやめた場合はお金の節約にもなります

良いことだらけなんです。

 

実際に私は禁煙して8年ほどになりますが、

私が禁煙により節約した金額は128万円になります

これは禁煙当時のひと箱440円、一日ひと箱の計算なので、値上がりした値段で計算するとこれ以上の値段になります。

 

ということで、今回は私の経験談を交えつつ、やめたい習慣を断ち切る方法について紹介します。

そして、具体例として禁煙に焦点を当てて説明したいと思います。

 

この方法を実践すれば、禁煙や禁酒などの成功率を飛躍的に上げることが可能です。

なぜなら、意思が弱く、禁煙外来でも禁煙に失敗し、1日2箱吸うヘビースモーカーだった、

この私が卒煙に成功することが出来たからです。

 

心の余裕を作り出す

禁煙を例に話を進めます。

「誘惑には勝てないので、まずは目の前からタバコや灰皿を撤去しよう。」

そんな話をよく耳にします。

でも、これは私からすれば逆効果。

1度目の禁煙はこの方法で失敗してます。

ただでさえ、やめたくないストレスにさらされてメンタルが弱っているんです。

その状況でいつもあったはずのものが手元からなくなるって、

普通に考えて不安じゃありませんか?

そして、ストレスが増えると意志力、判断力は鈍ります。

 

結果、震える手で自販機のボタンを押すことになります。笑

で、せっかく買ってしまったから、ひと箱吸ってから止めようとなるわけです。

はい、当然禁煙失敗です。

 

なので、かならず一本でもいいから手元にタバコを残す。

お酒なら、冷蔵庫に冷やす必要まではないですが、ストックはそのままにしておく。

「吸おうと思えば、いつでも吸える。」

「飲もうと思えば、いつでも飲める。」

この少しの余裕が、かなり効きます。

ほんと効果あるんで、ぜひ実践してみてください。

 

ただし、ポイントは引き出しの奥とか目に触れないところに置いておくように。

さすがにポケットに持ち歩いたりするのは誘惑が強すぎますので。笑

 

 

卒煙から7年が経過しましたが、今でもその時のタバコが1本引き出しに残ってます。

無事卒煙できた、お守りみたいに大切にとっております。

 

敵を知る

タバコって、身体に悪いのに、なんでこんなに広まったか知ってますか?

タバコって、どれくらい身体に悪いか知ってますか?

タバコって、身体にいいメリットってないのかな?

喫煙者も意外と知らないです。

だって、わざわざ調べてから吸い始める人なんて、いないですよ。

 

例えば、かつてはタバコは健康にいいなんて言われていた時代もあるんです。

でも、それは間違っていた。

その事実を知った時には、すでにかなり広まっていた。

そして、かっこいい俳優の広告に踊らされて、若者はこぞってタバコに手を出した。

その若者は親になります。

親がタバコを吸う姿をみて、大人へのあこがれで子供がタバコに手を出します。

不良=タバコみたいなイメージも、不良へのあこがれから喫煙者増加に拍車をかけましたね。

 

こんなふうにタバコの歴史を紐解いてみても、感情が冷静になり禁煙への意識は高まります。

喫煙者はそんなタバコの歴史のレールに乗ってしまっているんです。

 

敵のことを知らずに戦うって、冷静に考えて不利じゃないですか。

まずはやめようと思っていること、戦う敵のことを調べ、知ることから始めましょう。

 

芸能人の禁煙談など成功体験を調べる

失敗談よりも成功体験を聞いたほうがいいです。

  • どんな方法を試したのか。
  • どんな人が成功しているのか。
  • どんな効果が得られたのか。

例えば、僕はどんな芸能人が禁煙に成功したのかを調べました。

福山雅治さん、有吉弘行さん、松本人志さんは禁煙成功者だそうです。

そして、それぞれの禁煙談を調べます。

 

で、どんな効果が得られるかというと、まず孤独感を抑えることができます

禁煙などは孤独との闘いになります。

ただ、いろんな人の体験を観ていると

「あの人も成功したんだ。自分も頑張ろう。」

って、いざとなった時に踏ん張りがききます。

 

そして、成功したときのメリットを意識できるようになります

どんな風に生活が変化したか、皆さんメリットを必ず語ってくれています。

これはモチベーション維持に繋がります。

 

あとは、自分もあの名だたる禁煙成功者達に仲間入りできるという、

謎の仲間意識。笑

これ馬鹿に出来ないですよ。

「今日から禁煙します」と宣言する

家族、友人、職場で宣言してください。

これ無くして成功は無し。

それくらい大事です。

私は宣言したことで禁煙に成功することができたといっても過言ではないと思っています。

 

禁煙などを宣言したときに絶対こう言う人が周りにいます。

「あなたにはどうせ無理だと思う」

ムカつきますよね。

私が禁煙を宣言したときにもいたんです。

 

そしてタバコが吸いたくなった時に、頭のなかで鳴り響くんです。

「あなたにはどうせ無理だと思う」

 

すると、

「ふざけんな!絶対やってやるわー!成功してみせるぞ!」

と怒りが噴出してきます。

これで何度も踏みとどまることが出来ました。

 

あとは周りに監視してもらえるので、

それも抑止力となって成功率を高めてくれます。

 

誘惑をハイジャックする

「タバコ吸っちゃおうかなー」

「一杯くらいお酒飲んじゃおうかなー」

って誘惑は必ず襲ってきます。

 

どんなときに誘惑が襲ってくるのか。

そのときにどんな行動をとるのか。

それをあらかじめ調べて、決めておくことで

誘惑に打ち勝つ確率がかなり上がります。

 

有吉弘行さんの禁煙談ですが、タバコを吸いたくなったら、

全力で太ももをひたすらパンチしていたそうです。

私はそれを真似しました。笑

 

あとはベタな方法ですが、お菓子を大量に準備しておく。

空腹だと判断力が低下するので、空腹にならないように注意してました。

いろんな方法があると思うので試してみてください。

例えば、、、

散歩、筋トレ、水を大量に飲む、お菓子を食べる、誰かに電話かける、本を読む

禁煙や禁酒で得られるメリットを再確認する、深呼吸する、瞑想する

 

 

禁煙などの継続出来ている時間や節約できた金額などを記録する

あとは、出来れば毎日記録することです。

これも欠かすことはできないです。

手帳などに手書きでもいいですし、手書きは続ける自信ないかたはアプリを活用してもいいです。

例えば、私は禁煙アプリを活用しました。

ちなみにこんな内容が自動で記録されました。

  • 継続出来ている時間(秒刻み)
  • 1本タバコを吸うごとにかかるであろう時間(節約出来た時間)
  • 1日に吸うタバコの量に応じて、かかったはずであろうお金(節約出来た金額)

このように毎日記録を確認するとモチベーション維持にかなり効果があります。

禁煙以外でも習慣継続に関するアプリなど、いろいろと開発されておりますので活用することをお勧めします。

効果を実感する

悪習を断ち切り、継続するうちに必ず生活にいい変化が起こります。

そして、この変化、効果を体感することが、禁煙や禁酒の継続に欠かせません。

効果も感じないことを永遠、ダラダラ続けるのはかなり難しいです。

たとえば、禁煙なら

  • 目覚めがいいな
  • 階段で息切れしなくなってきたな
  • 痰が出なくなったな

身体の感覚を研ぎ澄ませて、変化を感じてください。

まとめ

今回は禁煙に焦点を当てて説明しましたが、

ほかの習慣をやめるテクニックとしても応用可能です

ちなみに私は禁煙のほか、禁酒も今回紹介したテクニックを

使って続けることが出来ます。※現在は週末以外は禁酒しております

 

あと、伝えておきたいのが、1つ成功体験を積み上げるごとに

ほかの悪い習慣をやめる成功率が高くなります。

という感じで、禁煙に関して言えば、数えきれないくらいメリット、効果があります。

ぜひ皆さんも今回紹介したテクニックを使って、やめたい習慣があれば、やめることをお勧めします。

 

悪習を断つ取り組みをしているのは、あなただけではありません!一緒に頑張りましょう!

オススメの書籍~習慣超大全~

簡単に内容説明

  • if,thenプランニングの活用
  • 良い習慣の取り入れ方
  • 悪い習慣の断ち方

分厚い本ですが、気になるところをピックアップして読めば、さほど苦にならない内容です。

 

 

今回紹介した私のテクニックとの相違点

「誘惑に結び付くものは排除しろ」

と書かれている点。

私は敢えて排除しないことをお勧めします。

 

あとは「悪習を断つ」と表現するのではなく、

「悪習の結び目を解いていく」と表現する

断つという一時的な力で解決できるような容易いものではないと著者は言います。

なるほど、勉強になりまりました。笑

 

そのほか、悪習をやめることが出来れば、良い習慣が取り入れやすい状態になり

周りの人間にも良い影響を与えることができると書かれておりました。

私も禁煙すると同時にランニングという良い習慣がついたので納得です。

 

習慣化について本をお求めのかたはこの本一冊で十分です。

それくらいボリューム満点で、ほかの書籍に書かれていることは大体書かれていると思います。

気になる方はぜひお買い求めくださいませ。

Amazonから購入習慣超大全――スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法

楽天から購入習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法 [ BJ・フォッグ ]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA