目標達成のためには、計画を立て、行動する。
これは当たり前。
なんですが、
ただ行動し続けるだけでは目標達成は難しいです。
なぜなら、モチベーションが続かなかったり、
いつしか目標と違う方向へ進んでいる可能性があるからです。
今回はプランニング、行動に次いで大切なフィードバックについてお話ししてたいと思います。
こんな人におすすめ
- モチベーションを維持する方法を知りたい人
- 目標の達成度を上げたい人
- フィードバックに大切な視点が知りたい
目次
目標への距離を意識すること
脳は「今の状態」と「望む姿」を無意識に比べ、
その差に対して反応し、行動します。
そのため、がむしゃらに努力するだけではモチベーションは維持できません。
大切なことは日々の進歩を確認することです。
目標を達成するためには出来るだけ多くフィードバックを得ること。
フィードバックすることで、向上しているかがハッキリします。
適切なフィードバックの頻度
頻度に関しての具体的な指標はありませんが、
短期的な目標であれば、頻繁なフィードバックが必要となります。
なぜなら、短期的であれば、一度のエラーが命取りになりかねないからです。
ただし、新しい習慣にチャレンジしたばかりの頃など
初心者はあまり頻繁にチェックすべきではありません。
かえって混乱し上達の邪魔になるためです。
コツを掴むまでは頻繁なフィードバックは避けましょう。
フィードバックのデメリット
フィードバックが目標達成を後押ししてくれることは間違いありませんが、
デメリットも存在します。
それは進歩の遅さと向き合う必要があるということです。
しかも、自分自身でフィードバックを続ける場合には
大きな強い意思力が必要。
ただし、これは「if thenプランニング」という方法で
乗り越えることが可能となります。
簡単に説明すると「いつ、〜になったら確認する」といった具合に
タイミング、トリガーを設定ことで実行率が大幅に上がるというものです。
if thenプランニングについては過去の記事で紹介したので、
気になる方はぜひコチラを読んでください→仕事に家事に忙しいあなたに!ブログ作業を習慣に取り入れる方法
フィードバックにおける大切な視点
次は間違ったフィードバックはかえってモチベーションを下げてしまう、
そんな話です。
フィードバックには2つの視点があります。
まず一つ目は「これまで思考」。
どこまでやり遂げたかを指標にする考え方。
二つ目が「これから思考」。
あとどれくらいやらないといけないかを指標にする考え方。
この二つの思考で、どのような差が出るのでしょうか。
ある実験を参考にしてみましょう。
大事な試験を控えた大学生を2つのグループへ分けました。
一つ目のグループには覚えなければならないことが52%残っていると伝えます。
二つ目のグループにはすでに48%は憶えたと伝えます。
結果、一つ目のグループのモチベーションは二つ目のグループを格段に上回りました。
原因としては「これまで思考」だと早い段階での達成感で気が緩んでしまうこと。
そのほか、やり遂げたことを考えると、他の目標に目がいってしまうことが理由と考えられます。
「これから思考」を意識することでモチベーション維持し、
やるべきことを意識することでモチベーションを高めることが可能となります。
まとめ
- どの頻度でフィードバックを得るか決める
- 誰からフィードバックを得るのか決める。(自分か家族か友人かなど)
- フィードバックの予定を決める。(カレンダー、リマインダー等へ)
- これから思考の視点でフィードバックすること
参考書籍
習慣化のテクニックを学ぶにはこの一冊で十分なのではないか。
というくらい、おすすめの本です。
ちなみにメンタリストDaiGo氏がおすすめしております。
ぜひ、手にとってみてください。