先週、久しぶりにガツンと体調を崩しました。
普段から筋トレも家事も、できる限り手を抜かずにやってきた一年。
「そろそろ少し休め」という神様からのメッセージだと思って、思い切って身体を休めることにしました。
とはいえ家族がいるので、すべての家事をサボれるわけではありません。
それでも仕事が休みの日はほとんどベッドで横になり、ひたすら睡眠を確保。久々に“心身のデトックス”のような時間を過ごしました。
そして、ここから思わぬ流れで始まったのが――禁酒。
そもそも飲める体調ではありませんでしたが、それが逆に幸い。
これまで禁酒を決意しては挫折することを繰り返してきた身としては、「こんな簡単にスタートできるのか…」と拍子抜けするほどスムーズに始まりました。
気づけば禁酒1週間。副鼻腔炎はまだ残っていますが、体調は明らかに回復。
そして、身体にも心にも、小さくても確かな変化が見え始めています。
目次
禁酒1週間で感じた3つの変化
① 睡眠の質が劇的に上がる
深酒 → ソファで寝落ち → 翌朝ダルい…。
こんな生活を送った日の翌日の生産性が壊滅的なのは、誰しも経験があるはず。
禁酒を始めてからは、ベッドでしっかり寝る日が増え、朝の目覚めがまるで違います。
疲労がちゃんと抜けている感覚があり、「あれ、こんなに自分って動ける人間だっけ?」と思うほど。
これは科学的にも当然で、アルコールは睡眠の質を下げ、深いノンレム睡眠を削ります。
その影響がなくなるだけで、翌日の集中力が大幅にアップしました。
② 自制心が強くなる
禁酒って、筋トレと同じで“自分をコントロールする行為”なんですよね。
酒を断つと、その勢いでほかの誘惑にも打ち勝ちやすくなります。
・ダラダラ夜ふかしが減る
・アニメや動画の無限視聴の抑制
・嫌な仕事にとりかかるスピードが上がる
まるで意志力が回復していく感覚。
これは禁酒を始めて初めてわかったメリットでした。
③ 肌荒れが落ち着く
まだ1週間ですが、明らかに吹き出物が減りました。
肌は正直です。睡眠の質が上がれば肌も整うし、アルコールで荒れていた胃腸も回復。
「肌ってこんなに変わるのか」と驚いています。
とはいえ…飲みたい衝動は普通に来る
正直に言います。
飲みたい欲求はめちゃくちゃある。
だからこそ、ノンアルコールビールは常備するつもりです。
欲求の波を“やり過ごす道具”は絶対に必要。
昨日なんて、禁煙に成功したときのことを思い出しながら、「禁酒している有名人」や「禁酒のメリット」をネットで探して、ひたすら自分を鼓舞していました。
モチベーションがないと続かないのは、禁煙で経験済みです。
「一生飲まない」は無理。でも、イベントだけはOKにする
僕の場合、「完全断酒」はハードルが高すぎるので、次のように決めました。
- 息子の誕生日には飲んでOK
- クリスマスもOK
- お正月もOK
12月はイベントが多いので、無理にゼロにしません。
しっかり事前に予定に組み込んでいるなら飲んでもOK。
これは自分の生活にも無理がなく、継続しやすいペースです。
筋トレ・ランニング・読書・瞑想など、ストイックに継続してきた習慣を、酒で台無しにしたくありません。
禁酒すると、これらの習慣がすべて“ブースト”される感覚があります。
禁酒を続けてわかった「小さな成功体験」の価値
禁酒はキツい部分もありますが、そのぶん成功体験が積み重なります。
・1日やめられた
・3日続いた
・1週間突破した
これは目に見える「意志力の貯金」。
この小さな成功が、他の習慣にも連鎖していくんです。
まとめ:このまま、もう少し続けてみます
まだ禁酒1週間ですが、体調・睡眠・メンタルに確かな変化を感じています。
「酒やめたら、こんなに快適に暮らせるのか」と驚いているところです。
これからどう変わるのか、自分でも楽しみ。
また続報を書こうと思います。
禁酒、まずはできる範囲で。興味のあるかた。一緒に頑張りましょう。
