この記事のポイント
- 時間や人生に対しての新しい視点を持つことが出来る
- 時間の焦りから開放される
- 生きる意味を見いだせない人はむしろ正しい
今回の記事を読むと、
時間に対する価値観が覆ります。
いや、それどころか、人生の価値観が覆ります。
この記事に書かれていることは
一見投げやりな考え方に思われるでしょう。
一生を棒に振ってしまうのではないかと。
でも、結論をいうと人生棒に振ってもいいんです。
なぜなら、世の中を変えるような
なにかを成し遂げられる人間は
そもそもほんの一握りだから。
だから、大丈夫。
何も出来なくても、
何も成し遂げられなくても、
あなたには生きている価値がある。
そして、このように割り切ることができれば、
焦りから解放され、
目の前の物事に集中できるようになります。
人の一生に意味を持たせることは必要か
自分は世の中に貢献したり、
世の中を変えたりといった、
使命や目的を持って生まれたに違いない。
こんなふうに思ったことはありませんか？
だから、生きる意味、自分探しをしようとか。
でも、人間一人一人に生まれてくる意味ってありますか？
少々、過激と思うかもしれませんが、安心してください（笑）
きちんと落ちはあります。
わかりやすく説明すると、
おそらくあなたは天才ではなく、
あなたはこの世に存在しても、
存在していなくても、
世界は微塵も変わらない、
ちっぽけな存在です。
というのも、歴史に名前を残したり、
世の中を変えられる人物は、
人口の1％にも満たないわけです。
要するに、世界中のほとんどの人は、
歴史に名を残すこともなく、
世の中を変えることが出来ず、
死んで忘れ去られていきます。
例えば、もし人生に意味を求めて、
何も成し遂げられないことが、
価値をもたない人生というのなら、
世界中の大勢の人が、
生きている価値がないことになります。
それ以外にも、種の保存こそが
生物の生きる意味とする考えもあります。
ただ、もしそうだとすると、
子供が産めない身体の人、
子供が作れなくなった高齢者、
そもそも、子供を作らないと選択している人は、
生まれてきた意味のない人、
生きてる価値のない人となってしまいます。
新しい視点
じゃあ、そもそも、人間が生きることに
目的が不要だと考えたとしましょう。
何かを達成しなければいけないプレッシャーもないし、
何も成し遂げられなかったときの虚しさもない。
生きる目的みたいなものにとらわれて、
ストレスを溜めて、他人に八つ当たりしたり、
心を病んで自殺してしまったりする必要もない。
そんな悲惨な状況に陥るなら、
最初から自分の人生に期待なんかしなくていいと僕は思います。
気楽でいい。
むしろ、そんな心構えのほうが
よっぽど活躍出来る。
じゃあ、具体的にどんな思考状態にもっていけばいいか。
それは、目的思考から、
行動思考に切り替えること。
では、ランニングを例にしましょう。
大抵の人はランニングをする場合、
マラソンの大会に出ることや、
ダイエットのためとか、
目的を持ってランニングしている人がほとんどです。
むしろ、それが当たり前と思いますよね。
でも、もしダイエットやマラソン大会に出る目的が達成されたら？
その次の日、ランニングへの意欲はどうなりますか？
つまり、目標や目的ばかりを追うと、
達成されない不安や焦りか、
もしくは達成された後の退屈という、
いずれかの不満を手に入れることにしかならないんです。
なので、目標や目的をいったん無視して、
ただ、全力で目の前のことを楽しむ。
これが、究極の満足につながるんじゃないかと考えるわけです。
マイナスの側面もある
ただし、注意したいのが、
この考えにどっぷりと浸かりすぎないこと。
というのも、目的を考えずに行動するという思考は
大変理にかなった考えかたなんですが、
実践すると物事に無関心な亡霊と化していきます（笑）
やはり、目標を叶えようとする姿勢や、
自己成長を望むことはとても大切と思います。
つまり、バランスが大事というわけです。
なので、目標を追うことに疲れたら、
たまにあえて抜け殻のような生活を送ってみるとか、
自分に丁度いい時間、人生への向き合い方をしてみてはいかがかなと。
という、僕は先日まで抜け殻のようにルーティンに沿った生活をしておりましたが、
現在は気合を入れ直して、シャキッとブログをうっております。
以上、30代オヤジの気休め思考術でした。
